Raspberry Pi Pico Visual Studio Codeで新しいプロジェクトを作成して書き込む
前回の記事ではGithubからクローニングしたサンプルのプロジェクトを開いてビルドして書き込んだが、それだけではオリジナルのプログラムを作るには面倒。 そのため今回は新しいフォルダでVisual Studio Codeプロジェクトを作成し、Cファイルを作成、ビルド、書込みj実行を一通り行う。
- プロジェクトフォルダを作成
- Visual Studio Codeを開く
- もしもGCC for arm-none-eabが選択できない場合。
- CMakeLists.txtの中身を書く
- メインプログラムを書く
- ビルド時にエラーが発生するときはビルドキャッシュをクリアすればビルドできるかもしれない
プロジェクトフォルダを作成
Visual Studio Codeを開く
もしもGCC for arm-none-eabが選択できない場合。
CMakeLists.txtの中身を書く
空っぽだったCMakeLists.txtの中身を記述していく。(本当はフォルダをVSCでひらいてからこのファイルを作成したほうが良い。)
以下に記述する内容を示す。my_project , blink.c は自身で作成したプロジェクト名、Cファイル名に変更すればよい。
cmake_minimum_required(VERSION 3.12) include(pico_sdk_import.cmake) project(my_project C CXX ASM) pico_sdk_init() add_executable(my_project blink.c ) target_link_libraries(my_project pico_stdlib) pico_add_extra_outputs(my_project)
メインプログラムを書く
blink.cの中身は以下のようになっている。オンボードのLEDを点滅させるLチカプログラム。
#include "pico/stdlib.h" const int ON_BORD_LED = 25; int main(){ gpio_init(ON_BORD_LED); gpio_set_dir(ON_BORD_LED, GPIO_OUT); while(1){ gpio_put(ON_BORD_LED, 1); sleep_ms(750); gpio_put(ON_BORD_LED, 0); sleep_ms(250); } return 0; }
blink.cにコードを入力して保存するとincludeできないと怒られる。