明日は我が身の備忘録(あすびぼ)

自分向け備忘録です。頻繁に更新は難しいでしょうね

ArduinoIDEでESP32-DevKitCを開発できるように開発環境を構築

f:id:kirikoshokunin:20210412233700p:plain:w350

 これまでESP32をESP-IDFとeclipseで開発してきたが、ESP32はArduinoIDEで開発することもできる。むしろそっちを使っている人の方が多いかもしれない。なので今回はArduinoIDEでESP32-DevKitCを開発できるように開発環境を整える。

ArduinoIDEでESP32を開発できるようにする

手順はこのページを参考にした。

arduino-esp32/boards_manager.md at master · espressif/arduino-esp32 · GitHub

f:id:kirikoshokunin:20210412230253p:plain:w350
ファイル->環境設定を開く

環境設定を開いたら追加のボードマネージャのURLに下のURLを追加する。これを追加することでボードマネージャでesp32をインストールできるようになる。

https://raw.githubusercontent.com/espressif/arduino-esp32/gh-pages/package_esp32_index.json

f:id:kirikoshokunin:20210412230452p:plain
追加のボードマネージャのURLに追加

f:id:kirikoshokunin:20210412224333p:plain
ボードマネージャーを起動

ボードマネージャでesp32が出てきたらインストールボタンをクリックするとダウンロードが始まり、しばらくするとインストールが完了する。

f:id:kirikoshokunin:20210412230650p:plain:w350
ボードマネージャでesp32をインストール
</figure

インストールが完了したら、ツール→ボードを選択すると、「ESP32 Arduino」が出現する。今回はESP32-DevKitCを使用するので「ESP32 Dev Module」を選択する。

f:id:kirikoshokunin:20210412230745p:plain:w350
ESP32 Dev Moduleを選択

次にESP32をUSB接続してシリアルポートを選択する。しかし、ESP32はArduinoUNOのようにどのポートに接続されているのかぱっと見でわからない。

f:id:kirikoshokunin:20210412232316p:plain:w350
シリアルポートがわからない。

なので、デバイスマネージャーでシリアルポートを確認する。ESP32-DevkitCはUSB-シリアル変換にCP2102を使用しているので、今回はCOM9を選択する。

f:id:kirikoshokunin:20210412232406p:plain:w350
バイスマネージャーでシリアルポートを確認

これでESP32-DevKitCをArduinoIDEで開発する準備ができた。

  ESP32+ArduinoIDEでLチカ

 スケッチ

 ESP32の開発は他のArduinoと同様にArduinoの関数を使用できるので、いつも通りスケッチ例からBlinkを選択してGPIO番号を変更する。今回はPIN26にLEDを接続した。

 動作

正常にLチカができた。

youtu.be