RaspberryPi Pico(RP2040)性能、機能まとめ
これまでRaspberryPi Picoの詳細な性能や機能ついて調べずに使っていたが、ここで調べて自分用にメモとして残してみる。
概要
- 使用マイコン:RP2040
- 基板外形 長辺:51.5mm(コネクタ込み 52.8mm) / 短辺21mm(端面スルーホール)
- 基板バカ穴 Φ2.1(穴位置:10.4×57)
- ピン数:40ピン(片側0.1inch×20 ×列幅0.7inch)+デバッグ用ピン3ピン
- DEGUBピン:SWCLK・GND・SWDIO
- 基板上 LED×1
- 動作電圧1.8~3.3V VSYS入力電圧範囲1.8~5.5V
- USB BUSパワー用DCDC(RT615)搭載 出力3.3V 800mA
- 搭載クリスタル12MHz
- 動作温度85~-20℃
RaspberryPi Picoで既に使用されているRP2040のGPIO
- GPIO24 VBUS電圧検出(VBUSが5Vのときデジタル入力がHighになる)
- GPIO29_ADC3:VSYS電圧測定用AD端子(VSYS電圧の1/3の電圧が取得できる)
- GPIO23 :DCDCのEN端子
- GPIO25 :基板上LED
VSYSに電源供給する際の注意点
VSYS入力電圧範囲は1.8~5.5V USBBUSが入力されているとき4.4V程度がすでにVSYSに入力されている
上の注意点があるので電源とVSYSの間にショットキーバリアダイオード等を挿入して入力したほうが良い。順方向電圧が気になる場合はPchFETを使用すればよい。
直接接続してしまうと、VSYSに4.4V 以下の電圧で電源を供給している状態でUSBを接続した場合、電位差によりVSYS電源に電流が逆流してしまうので最悪の場合電源が破損する。
RP2040の性能・機能
- Dual ARM Cortex-M0+ (133MHz)
- SRAM:264kB
- 対応Flashメモリー:16MB
- DMAコントローラ
- オンチップPLL x 2 USBとコアクロック用
- 30-GPIO 4-ADC