重い腰を上げて8周遅れのArduino 1(環境構築)
何年も前から、RenesasマイコンはオワコンだからArduinoとかmbed,ラズパイを使ってくれとか言われていたのだが、その度に「オワコンでは無い!世間的に広く使われてる!」と反論していた。だが、初心者向きでは無いことも確かなので重い腰を上げてArduinoを使ってみる。世間から8週くらい遅れている気がするが気にしない。
(2021年3月16日現在の情報)
初めに
以前にArduinoを使ったことはあったが、やりたい事の多くはネット上に落ちてる上にレジスタの設定とかはないので、使っていて気持ち悪くその後は避けていた。(レジスタを叩いてなんぼ派)
そのため、環境構築から始める必要がある。 ArduinoのWEBサイトに行ってダウンロード方法を探したら、Window10は「Microsoft Store」からインストールするらしい。インストールまでの工程を順に記述する。
ArduinoIDEの環境構築
「Microsoft Store」でArduinoを検索
Arduino IDEのページからインストール
インストールしたアプリを実行
アプリの実行画面
意外と素早くインストールができたので、棚でずっと眠っていたArduino UNOを掘り出して動かしてみる。Amazonで調べてみたら思っていたより高い。
ArudinoUNOをPCに接続
早速PCにArduinoUNOを接続してみると、自動的にArduinoUNOのドライバがインストールされる。ArduinoUNOがPCに認識されたらArduinoIDEが自動的にArduinoUNOを認識する。この時注意が必要なのはArduinoUNOのUSBコネクタは、USB-TypeBということだ。久しぶりに必要となったので、家中を探してしまった。
ArudinoUNOでLチカ
新しく使うマイコンや開発環境で行わなければならない宗教行事「Lチカ」を行う。
Lチカサンプルプログラムを開く
ArduinoIDEはこの宗教行事のサンプルプログラムも用意されている。
ファイル➡スケッチ例➡内蔵スケッチ例 01.Basic ➡ Blink を開く
シリアルポートを設定
実行したいプログラムをArduinoに書き込むために最初にArduinoUNOが接続されているシリアルポートを選択する必要がある。
ツール➡シリアルポート➡"COM#(ArduinoUNO)" を選択 #は環境によって異なる数
コンパイルと実行
サンプルプログラムを開いた後や、改変した後はまずコンパイルをする。Arduinoの高級言語を機械語に翻訳する作業。このコンパイルでエラーが出るとそのプログラムはArduinoに書き込むことはできない。
「検証」ボタンと「マイコンに書き込む」ボタンがあるが、「検証」ボタンはコンパイルのみを行う。「マイコンに書き込む」ボタンはコンパイルした後エラーがなければ、ArduinoUNOに書き込んでプログラムを実行する。プログラムを書いている最中に一区切りついてエラーが出ないであろうタイミングで適宜コンパイルを行い、エラーの場所を探しやすくすることをお勧めする。
実行結果
このサンプルプログラムを実行すると、下動画のような結果となる。ArduinoUNO上のLEDが1秒間隔で点滅する。動作の様子は面白くないが、大事な宗教儀式なので一度は行う必要がある。